歩ぞろいの手駒たち

手持ちの資源で日々やっていく。将棋ウォーズは初段。目指せアマ二段!

三浦三崎マグロ争奪将棋大会に3年連続3回目の出場、結果は2敗

 

三浦三崎マグロ争奪将棋大会、3年連続3回目の出場を果たした。

 

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C級部門(初段以下)で、優勝者に贈られるマグロ一本を狙った(写真はA級部門の優勝者の賞品)。

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しかし結果は、、、2戦して2敗(3年連続3回目)。

  1. アラサー男子。わたしの後手。相矢倉。負け
  2. 20代男子。わたしの先手。相手は四間飛車。こちらは4六左銀急戦の得意な形に持ち込んだのだが、あえなく敗退。

過去2年はゲットしていたお楽しみ抽選会でのマグロ短冊獲得もならず、、残念賞のうまい棒の中からチョコレート味をゲット。

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3年連続勝ちなしだとさすがにヘコむ。三浦海岸の景色をみながら、たそがれてきた。

 

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来年こそは!

マグロ一本!(まずは一勝だろ?)

 

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三浦三崎マグロ争奪将棋大会(2016年)の賞品をまとめてみた

三浦三崎マグロ争奪将棋大会がいよいよ明日に迫った。3年連続3回目の出場になる。
将棋ウォーズを1日15局以上やり、たまに電車に乗って川崎市の「中定鮮魚店」にマグロの刺身を買いに行く身としては、願ってもない大会である。さらにモチベーションをアップさせるために、三浦商工会議所のサイトで賞品を確認しておこう。

参加者全員に参加賞を贈呈、本年度は記念大会の為、A・B・C各部門の優勝者にはそれぞれマグロ一本を進呈。準優勝以下の入賞はA・B・C各部門の12位(昨年までは10位)までとする。小学生の部、レディースの部は上位入賞者とする。入賞しなかった方で3勝以上した方は3勝賞を進呈。三浦市長賞、三浦市議会議長賞、三浦商工会議所会頭賞、三浦観光協会賞他賞杯多数。副賞として各部門優勝者並びに入賞者へマグロを贈呈。また、3勝賞以上の賞をもらえなかった方の中から抽選でお楽しみ賞(鮪やダイコンを用意)を記念大会の為、昨年度より本数を増やして贈呈する。


A級は4段以上、B級は2~3段、C級は初段以下が参加することになっている。わたしは、東京将棋会館道場で1級、将棋ウォーズでも1級のため、参加部門は堂々のC級部門である。


優勝者

C級部門でも優勝者にはマグロ一本が進呈される。夢がある。

入賞者

さらに、A、B、C級では準優勝以下12位まで(昨年は10位までだったのだが2016年は記念大会ということで12位まで)が入賞となる。入賞者には副賞としてマグロが贈呈されるようだ(マグロのボリュームは分からないが、マグロのブロックかな)。

3勝賞
入賞できなくても3勝以上すれば3勝賞がもらえる(1局目から3連勝する必要があるのかどうかは分からない)。賞品は不明だがおそらくマグロ関連なのだろうか。

お楽しみ賞
3勝賞以上の賞をもらえなかった方の中から抽選でお楽しみ賞がもらえる。鮪やダイコン。2016年は記念大会の為、2015年より本数を増やして贈呈されるらしい。鮪やダイコンが当たらなかった場合、残念賞のちょっとしたお菓子?を配られていたと思う。ちなみに私は、2014年大会、2015年大会ともに、C級部門に参加して1勝もできなかったが、このお楽しみ賞でマグロ(マグロの短冊)をゲットしている。マグロの短冊は冷凍されていたので、そのまま家まで持って帰りながら自然解凍して、晩酌のつまみにした(美味かった!)。

明日は朝早くから、森山直太朗の『さくら』のメロディーにのせて「マグロ、マグロ、いま咲き誇る~」と口ずさみながら、京急三浦海岸駅近くの大会会場に向かうことになるだろう。この朝の時点では狙いはたった一つ、マグロ一本である。

 

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【将棋x映画】 映画『聖の青春』を公開初日に見に行った

「東の羽生、西の村山」と並び称されながら29歳という若さで亡くなった伝説の棋士村山聖の姿を描いた映画『聖の青春』。公開初日の11月19日土曜日、用事があって大阪に出ていたのだが、居ても立っても居られなくなり、空き時間の3~4時間を利用して映画館に『聖の青春』を観に行った。

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足を運んだのは、阪急神戸線塚口駅の南出口降りてすぐの『塚口サンサン劇場』。「東の新宿ピカデリー、西の塚口サンサン劇場」と並び称されたかどうか定かではないが、昭和の香りのするかなり渋めの劇場だ。

村山は幼いころから腎臓の難病「ネフローゼ」と闘いながら、将棋界最高峰のタイトルである「名人」を目指す。物語は村山七段が自身の住むアパート近くの道端に寝転んでいるところから始まる。題材が将棋ということもあるのだろうが、あまり派手な動きはない。かといって淡々と話が進む、ということでもなく、家族や師匠、棋士たちとときに真剣に、ときにコミカルにやりとりしながら進んでいくので飽きない。泣ける話ではあるが、無理やりお涙頂戴のストーリーにはなっていないところが好感が持てた。

あまりネタばれさせてもなんなので、 印象に残っているシーンを一つだけ。北海道だろうか東北だろうか北陸だろうか、高級旅館で羽生(東出昌大)と対局する村山聖松山ケンイチ)の姿があった。広い庭は一面に雪が降り積もっている。指し手の合間に羽生が窓から庭を見る。そこに肥えた白黒模様の猫が一匹、あらわれる。もともとは野生の猫だったのだろうか、ふてぶてしく、しかしながら人なつっこいような雰囲気も漂わせている。まるで村山聖がそのまま生き移ったような猫だった。この猫が、村山聖がなくなってから登場してきたら、それこそ興ざめだっただろう。

あとは、村山のセリフで「牛丼はやっぱり吉野家」みたいなものあった。さらに「お好み焼きは・・・」などと続いたのだが覚えきれなかった。ちなみに、羽生と村山が一緒に飲みに行った居酒屋の名前が「よしのや」だったことに気づいた観客はおそらく私だけだったろう(だといいな)。

 

映画『聖の青春』
原作:大崎善生
監督:森義隆
脚本:向井康介
出演者:松山ケンイチ東出昌大染谷将太安田顕柄本時生鶴見辰吾北見敏之筒井道隆竹下景子リリー・フランキー ほか

 

将棋の目標を立ててみる

趣味とはいえ将棋を指している以上、強くなりたいものだ。これまではあまり目標というものを立ててこなかったが、『聖の青春』の次の一節を読んで目標が定まった。

西日暮里将棋センターは駅の近くの雑居ビルの3階にある小さな将棋道場だった。「段級はどのくらいですか?」と女性の席主に聞かれた聖は「四段です」と消え入りそうな声で答えた。

「じゃあ、とりあえずこの人とやってみてください」と席主は顔色一つ変えず手合いをつけてくれた。東京では四段の中学生なんて珍しいものではないんだなと、席主の応対を見ながら伸一は思った。

東京で開催された将棋の大会に出て敗れてしまった後、 西日暮里将棋センターに寄ったときの場面。伸一というのは聖の父親である。

「四段です」と消え入りそうな声で答えた。

目標は定まった。「アマ四段」だ。ちなみに現在の段級は東京将棋会館道場で得た「アマ1級」で、「アマ初段」への昇段にも苦労している。遠い道のりということは分かっているがまずは今年中に将棋ウォーズで「アマ初段」までいきたい。~ 将棋ウォーズなんてワードが出てきてしまったため、ここでスマホを片手に将棋ウォーズを一局。1級同士の戦いで勝利、これで1級の達成率が52.4%になった(100%になると昇段?) ~

そして、目標を立てるときに大事なのは期限とご褒美だ。そこで初段~四段に昇段するまでの期限を決めてみた。ご褒美についてはとりあえず初段のみ決めた。ひふみん加藤一二三)ばりに極上の鰻丼である。

  1. 初段 2016年12月末 極上の鰻丼
  2. 二段 2017年10月末 
  3. 三段 2018年12月末 
  4. 四段 2020年  6月末 

東京オリンピックのころにはアマ四段か、と感慨深く未来を見つめてみる夜であった。

 

【将棋x映画】映画『聖の青春』が公開1週間前になった

映画『聖の青春』の公開がいよいよ1週間後に迫った。


弱冠29歳の若さで亡くなった実在の天才棋士村山聖[さとし](1969~1998)――。難病と闘いながら将棋に全てを懸けた壮絶な生きざまを描く、感動のノンフィクション小説が待望の映画化。
2000年に発表、各方面から絶賛された『聖の青春』は、専門誌「将棋世界」編集長時代に生前の村山聖と交流のあった作家・大崎善生の渾身のデビュー作。100年に1人の天才と言われる羽生善治と「東の羽生、西の村山」と並び称されながら、名人への夢半ばで倒れた“怪童”の一生を、師弟愛、家族愛、そして羽生ら今も将棋界で活躍する仲間たちとの友情を通して描く。
(公式サイトより引用)


10月5日に完成披露試写会が丸の内ピカデリー1(有楽町マリオン)で開催され、その抽選に応募したが見事に外れた(当選の連絡がこなかった)。その『聖の青春』の公開がいよいよ1週間後に迫ったのである。ぜひとも初日(11月19日)に見にいきたいところだ。

小説『聖の青春』についていえば、近くの図書館で単行本を何気なく手にとって借りてきたのが最初だった。読んでみてすごく良かったので単行本を図書館に返却したのち、あらためて文庫本を買ってしまったほどだ。図書館で借りた本をすぐにまた買ったことなんてそれまでなかった。

そんなわけで、映画『聖の青春』も期待しているのだが、内容が楽しみなのはもちろん、撮影場所がどこなのかも気になってきた。東京将棋会館、関西将棋会館は外せないとして、村山聖がよくいって焼き魚定食を食べていた更科食堂(大阪・福島駅近く)も登場するのだろうか。映画をみたらロケ地巡りでもしてみたい。村山聖だけに、まさに聖地巡礼と言えるだろう。

手元にある文庫本『聖の青春』で地名や建物名などをチェックながら、ロケ地候補を探してみた。(注:わたし決して暇人ではありません)

第一章 夢の隣に
 広島大学附属病院
 広島大学理学部物理学科(父の出身校)
 広島県安芸郡府中町
 茶臼山
 広島市民病院
 府中町立府中小学校
 国立原療養学校
 東京八王子
 中島公園(広島)
 広島将棋センター
 東京将棋会館
 広島そごう
 府中町立府中中学校
 西日暮里将棋センター
 関西将棋会館

第二章 心の情景
 伊予三島(師匠の生誕地)
 伊丹(師匠の就職した場所)
 住友病院
 市山ハイツ
 大淀中学
 関西将棋会館
 東京将棋会館
 府中中学
 広島将棋センター
 大淀ハイツ
 前田アパート
 浦江公園


第三章 彼の見ている海
 新宿御苑
 更科食堂
 関西将棋会館
 大淀ハイツ
 上福島北公園
 シンフォニーホール
 前田アパート
 福島食堂
 東京将棋会館
 鳩森神社
 三谷工業
 函館
 住友病院
 東京グランドホテル
 伊豆
 千歳
 札幌
 白馬(千駄ヶ谷の喫茶店)
 大阪城公園
 阪急東通商店街
 伊東市
 三重県
 山口県大観荘

第四章 夢の隣に
 関西将棋会館
 東京将棋会館
 住友病院
 前田アパート
 大淀ハイツ
 宝塚市清荒神
 神戸ポートアイランド
 伊勢丹 洋服売り場


第五章 魂の棋譜
 東京将棋会館
 広島大学附属病院
 関西将棋会館
 プラザホテル
 広島市民病院
 千駄ヶ谷の鳩森神社の五差路
 鳩森神社
 前田アパート
 浦江公園
 中国電力ホール
 福島食堂
 広島将棋センター
 吉野家
 シェフの店
 紀伊国屋書店


当然といえば当然だが、将棋に関連する場所がリストアップされた。いくつもの病院が登場するところが切ない。このうちのいくつが撮影場所になるのだろうか。更科食堂、福島食堂は、たとえロケ地にならなくても一度訪れてみたいお店だ。

もし自分が病気でなければ、そう考えることは村山には何の意味もなかった。病気を抱えながら生きる自分が自分自身であり、それは切り離して考えることはできない。病気が自分の将棋を強くし、ある意味では自分の人生を豊かなものにしているのだと考えた。 --- 小説『聖の青春』より

 

【将棋ウォーズ】ようやく1級昇級、試合数はまもなく900試合

将棋ウォーズでようやく1級昇格となった。勝率も.530に届いた。試合数はまもなく900試合。どれだけ将棋ウォーズやってるんだ(1日10~15局です)。

さて、1級に上がる少し前の棋力レーダーチャートを公開しておこう(2016年10月下旬時点)。

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相変わらずというかなんというか、戦術力や終盤力に難がある。しかし!そのなかにあって燦然と輝いているものがある、そう、芸術力(3.4点)だ。将棋における芸術力っていうのが何なのか全く分からないが、芸術力があるといわれて悪い気はしないものである。

ふと、10年ぐらい前にカフェでお茶しているときに店員さんに「もしかして芸大ご出身の方ですか」と質問されたのを思い出した。この出来事は、いまでも心の支えになっていて、ことあるごとに家族や友人に吹聴(自慢)しているのだ。まあそんなことを脳の奥から引っ張り出してくれた棋力レーダーチャートだった。

 

次は初段。がんばっていこう。

 

 

【将棋xランチ】 将棋会館道場で4対局、HATONOMORIでカレー4皿

先週末は2か月ぶりの将棋会館道場で4対局してきた。結果は1勝3敗。将棋ウォーズでの対戦トレーニングの成果は残念ながらあらわれなかった。

1局目 負け 二段(香落ち) アラカン男子
2局目 勝ち 1級 小学生
3局目 負け 2級 小学生
4局目 負け 2級 小学生

2局目と3局目の間にランチ。鳩の森神社近くある「Cafe & Bar HATONOMORI」へ。
HATONOMORIではカレープレートを注文し、カレー4皿をいただく。

解説しよう。

ランチメニューのカレープレートには
One CURRY PLATE(お好きなカレー1種+スパイス料理+ココナッツダル+ライス+パパド)
Two CURRY PLATE(お好きなカレー2種+スパイス料理+ココナッツダル+ライス+パパド)
Three CURRY PLATE(お好きなカレー3種+スパイス料理+ココナッツダル+ライス+パパド)
の3パターンがある。

選べるカレーは最大3種類なのに、なぜに4皿なのか。それは「ココナッツダル」というのが実は
ベジタブル豆カレーで、Three CURRY PLATEを頼むとお好きなカレー3種+「ココナッツダル」で
合計4種類になるのだ。だったらTwo CURRY PLATEを注文すれば良かったような気もする。

「お好きなカレー」は、
 スパイシーチキンカレー
 ポークとかぼちゃのキーマカレー(メニュー上はラムキーマカレーになっていた)
 スパイシーイカカレー
の中から選べた(日によって変わるのかもしれない)。

今回はThree CURRY PLATEを頼んだので、お好きなのもなにも全種。ココナッツダルを加えて4種。

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ココナッツダル(左上)は、ベジタブル豆カレーというだけあって優しいマイルドなお味。米長永世棋聖がベジタブル豆カレーのことを称して「カレーの純文学」と言ったとか言わないとか(言っていない)。

スパイシーチキンカレー(右下)は、ほどよくスパイシーでいちばん好みの味である。骨付き肉が美味しい。ビールを頼みたくなるがこれから対局を控えている身なのでやめておく。パクチーも乗っていておいしい。ちなみにパクチーは200円で追加トッピングできる。

ポークとかぼちゃのキーマカレー(左下)も安定感のある味で、スパイシーチキンカレーのスパイシーさを癒してくれる。

スパイシーイカカレー(右上)は、イカわたの味がしっかり効いていて、これまた癖になる味だ(好みは分かれるかもしれない)。

左上にちょっと写っているのがスパイス料理だと思われる。スパイシーチキンカレー、スパイシーイカカレー、スパイス料理が鎮座して、スパイシー矢倉囲いの様相を呈している。

ライスの量は適量と思われたのだが、スパイシーさにおされてライスが足りなくなってしまい追加した(+100円)。最初と同じぐらいの量でびっくり。

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ごちそうさまでした。