歩ぞろいの手駒たち

手持ちの資源で日々やっていく。将棋ウォーズは初段。目指せアマ二段!

【将棋x旅行】名古屋の大須に参上、亀岳林の万松寺で御朱印をいただく。そして台湾ラーメンの味仙へ。

佐藤天彦名人に羽生善治竜王が挑む第76期将棋名人戦が佳境を迎えようとしている。

奈良の興福寺でおこなわれた第3局では、佐藤天彦名人が羽生善治竜王に敗れ、対局成績が名人の1勝2敗となった。第4局は福岡の「アゴーラ福岡山の上ホテル&スパ」でおこなわれる。

さて、常に先の先の手を読む私はといえば、先日、第5局の開催会場である名古屋の「亀岳林 万松寺」に参上した。まあ単に名古屋に寄ったついでに「名古屋の秋葉原」あるいは「名古屋の浅草」の異名を取るとか取らないとか言われる街「大須」に立ち寄り「万松寺」に参上した、という成り行きである。

f:id:kurakuen:20180513105239j:plain

万松寺のサイトをみると

万松寺は470年以上の歴史を持つ寺院です。
天文九年(1540年)尾張一円を領していた古渡城主、織田備後守信秀公(織田信長の父)が、織田家の菩提寺として開基しました。

とのこと。歴史のあるお寺だが、永代供養納骨堂「水晶殿」に代表されるように、従来の寺のイメージを一新する雰囲気を持ってる。AIの台頭があり、新しい時代を迎えつつある将棋界、名人戦に相応しい会場ともいえる。

f:id:kurakuen:20180513105840j:plain

織田家の菩提寺にあやかり、将棋界の天下を取るとまではいかずとも、まずは天下取りの第一歩、将棋ウォーズで二段になりたいものだ。そして腹ごなしとばかりに、台湾ラーメンで有名な「味仙」に向かうことにした。(つづく)

 

kurakuen.hatenablog.com

【将棋x料理】詰将棋と定跡研究だけでなくカラダの中身から改善、オイシックスに申し込み

詰将棋と定跡研究だけでなくカラダの中身から改善して将棋が強くなりたい!と念願を込めて少し前にオイシックスの定期便を申し込んだ。野菜を中心に毎週、定期便が送られてくる。写真は最初のお試しセットでつくったサラダ。

f:id:kurakuen:20180508084152j:plain

 作ったといっても、袋に入っていた葉物やカブ?、アーモンドを、袋をあけて皿に盛っただけのものである。これで栄養が取れ、頭脳の血流が良くなり、将棋で先の手を読めるようになり、将棋ウォーズ二段になれるのなら、1回数千円の出費も痛くない(と思いたい)

 

 来週もオイシックスがやってくる。栄養つけて二段になるぞ。

 

【将棋ウォーズ】破竹の9連勝で連勝記録更新! ただし9連勝したにも関わらず達成率はようやく14%

達成率5%台で低迷していた将棋ウォーズで、これまでの連勝記録を更新、9連勝を記録した(これまでの連勝記録は8連勝)。10%未満で推移していた達成率も14%まで回復した。この流れを大事にしたい。

f:id:kurakuen:20180507074615p:plain

【将棋x定跡】超序盤研究。居飛車と振り飛車の二刀流

冷凍庫に保管してあったコーヒー豆の「フレンチロースト」と「ケニア」が両方とも残りわずかだったので、あわせて1杯分のコーヒーをつくって、マリメッコのおしゃれなコーヒーカップに入れて飲んだら、美味しいけどほんのわずかだけ妙な味になった。

 

ところで居飛車党、振り飛車党という分け方があるが、私はどちらかといえば居飛車党である。プロ棋士でもどちらかに専念しているということは、やはり将棋をやるうえではどちらかの戦法を徹底的に学んだほうが効率的なのだろうと思う。しかし、アマの場合、やはりそこはアマ。両方試してみたいのが人情である。

そんなわけで、序盤の駒の進み方によって居飛車(矢倉棒銀あるいは4六銀左急戦)にするか振り飛車四間飛車)にするかを決めることにした。

 

まず自分が先手の場合。初手は必ず7六歩とつくようにしている。2六歩といきたくなるときもあるが、自分の超序盤研究バリエーションが増えるだけなので、将棋ウォーズで二段に昇段するまでは、自分が先手の場合は必ず7六歩とつく。

   【第1図】

 

 相手の出方は一般的に、第2図か第3図の2パターンだ。

 

   【第2図】相手は3四歩

 

    【第3図】相手は8四歩

 

 

相手が3四歩をついた場合(第2図から)

相手が3四歩をついた場合は、自分は2六歩とつく。この一択である。

ここでまた相手の出方が2つに分かれる。4四歩と8四歩である。

【第4図】4四歩の場合

この場合は比較的自分のペースになりつつある。次に2五歩とついて相手は3三角として相手は振り飛車狙いとなる。

 

【第5図】8四歩の場合

このようにこられたときは迷いどころである。あまり望んでいない戦型になってしまっている。相掛りなのだろうか。

 

相手が8四歩をついた場合(第3図から)

相手が8四歩をついた場合は、自分は7八銀とつく。この一択である。

相手に四間飛車の気配も感じさせつつ、矢倉囲いを目指すのである。

(続きはまた)

 

この超序盤の流れだけでも、ちょっとややこしい。定跡本でもそうだが、棋譜や局面の勉強をしていると、どの系譜のどの局面を考えているのか分からなくなることが多い。本やブログでは内容の流れが一直線なのに対して、定跡では局面が枝分かれしてしまうことが分かりにくくなる原因なのだろう。定跡の学習、序盤が強くなるための学習では、その分かりにくさを取り除くことが課題のように感じられた。何か良い方法がないか模索していこう。

 

棋譜作成には下記サイトを利用させていただいた(今後とも利用させていただくこともあると思います)。ありがとうございました。

http://shogipic.jp/

 

【将棋ウォーズ】第二回湯王戦第2局ドキュメント in スカイスパ(横浜)

雨の休日は、雨音を聞きながら部屋でのんびりするのもいいのだが、最近はあえてスーパー銭湯にいくようにしている。スーパー銭湯で湯船にノンビリつかったあとに休憩コーナーで雑誌を読み漁るのが至福のときだ。

 

さて、銭湯といえば「湯王戦」だ。「湯王戦」とはなにか。これまでの将棋ウォーズの経験から、ビールを飲みながらあるいは飲んだあとにやる将棋ウォーズの戦績は良くない。ただでさえ将棋初段に停滞しているのに自分の状態の悪いときにやることもないだろう。では状態の良いときはどのようなときか。それは風呂上りである。そんな状態のときに1局、将棋ウォーズをやることにした。「湯王戦」と名付け、将棋ウォーズで対局相手をやや強めに設定して、7局たたかう。最初に4勝すれば勝ち。なんという暇人の崇高な趣味なんだろう。

 

というわけで今回は、横浜駅直結の横浜スカイビル14階にある絶景のスパ&サウナ「スカイスパ」にお邪魔した。14階と聞いて先日将棋ウォーズで14連敗したことがフラッシュバックしたが、将棋の技術だけでなく精神も試されているのだろう。

 

そのスカイスパでまず風呂に入り、その後「第二回湯王戦第2局」に臨んだ。第1局は敗れているので、何とかタイに持っていきたいところである。

 

第二回湯王戦第2局 ドキュメント

16:00 「スカイスパ」にたった一人で入場。立会人はなし。スマートフォンなどの電子機器は特に預けず。むしろスマートフォンの将棋ウォーズアプリで対局するためスマホ必須。

16:10 対局室検分。対局室であるリラクゼーションルームの様子を見る。リクライニングチェアに座っている人がちらほら。

16:20 入浴。炭酸泉檜風呂、フィンランド式ドライサウナなどを満喫。

17:00 風呂をあがる。湯船からあがった瞬間、立ちくらみをおこしそうになったものの、体調はおおむね良し。

17:10 まだ対局前なのに、おやつの時間。「信州八ヶ岳高原のドリンクヨーグルト」をチョイス。脳に栄養を与えて、湯王戦に備える。

f:id:kurakuen:20180429095311j:plain

 

17:30 対局開始。相手は同じ初段。私の先手。

17:35 5二銀打で少し有利に。

 f:id:kurakuen:20180429103618p:plain

 

17:45 相手投了。私のほうも結構あぶない状態。

 f:id:kurakuen:20180429103749p:plain

 これで湯王戦は1勝1敗のタイに。

17:50 記者会見で何を言おうか考えていたが、誰も集まらなかったため記者会見はなし。

 

kurakuen.hatenablog.com

【将棋ウォーズ】初段昇段もいばらの道はつづく、まさかの14連敗で連敗記録更新

しかし、将棋ウォーズで初段に昇段して以来、低空飛行の日々が続く。先日はまさかの14連敗を喫した。

f:id:kurakuen:20180422112600p:plain

達成率は9.3%で、少し油断すれば降格圏内に突入する。得意囲いが「船囲い」という地味な囲いになっていた。得意戦法の「矢倉棒銀」が1.17段になっているのは悪い数字ではないのだが。

 

どうしたら事態が打開できるか。やはり定跡を覚えるしかないのか。矢倉棒銀や4六銀左急戦を少しかじった程度だが、新しい戦法を試してみるか。新しい戦法を試すとしたら、やはり「四間飛車」だな。4六銀左急戦をやるときに相手が四間飛車で来ることも多いので、対急戦の四間飛車を学ぶことによって4六銀左急戦の実力も上がるかもしれない。逆に4六銀左急戦の定跡を磨くことによって、対急戦の四間飛車の実力がアップするかもしれない。

 

ところで、イソップ物語の「卑怯なコウモリ」の話では、鳥の仲間と獣の仲間が争っているときに形勢を見守っていたコウモリは、鳥の一族が優勢になると「私は鳥の仲間です。あなたたちと同じように羽を持っています。」と言い、獣の一族が優勢になると「私は獣の仲間です。ネズミのような灰色の毛皮と牙があります。」と言い、形勢が有利な方に加担したそうだ。

 

そんな例え話が適当かどうかわからないが、居飛車振り飛車にこだわらず、あるときは4六銀左急戦、またあるときは四間飛車で対応しよう。

 

【将棋x料理】糠漬を始めた

将棋の駒置きに歩を置いておき時間がたつと勝手に金になったら、驚いてしまう。そんな駒置きがあったら将棋で負ける気はしない。

しかし、糠漬の世界ではそのようなことが起こっているのだ。きゅうりを糠につけておき1~2日すると勝手に立派な糠漬になっている。

 

そんなわけで糠漬を始めた。

「漬もんやのぬか床」という商品を購入した。

f:id:kurakuen:20180418235701j:plain

 

そしてスーパーで、キュウリと大根を購入。早速糠漬にした。

 

さて、翌日の朝食はこんな感じ。質素この上ないが、キュウリと大根の糠漬のおかげで、かろうじて朝食の体裁を保つことができたのではないだろうか。

f:id:kurakuen:20180419000530j:plain

 

その聖司の言葉に涼子は笑い、

「三日も四日も留守をして糠床の手入れをせえへんかったら、すぐに傷んでしまうよ。一人暮らしの男に糠漬作りなんか無理やわ」

と言った。

(にぎやかな天地 宮本輝