【将棋ウォーズ】棋力レーダーチャートの芸術力とは何なのか
将棋ウォーズには棋力レーダーチャートというものがある。初段昇段に壁を感じているため、まずはこの棋力レーダーチャートのポイントを上げようとすることによって達成率を自然に上げていきたいと思っている。
棋力レーダーチャートは、早指力、戦術力、終盤力、攻撃力、守備力、芸術力の6つの要素で構成されていて、それぞれのレベルが一目で分かるようになっている。ちなみに私の棋力レーダーチャートは現時点で次の通りである。
早指力 | 2.2 |
---|---|
戦術力 | 2.0 |
終盤力 | 2.1 |
攻撃力 | 1.9 |
守備力 | 2.9 |
芸術力 | 2.5 |
総合 | 13.7 |
これらの早指力、戦術力、終盤力、攻撃力、守備力、芸術力の6つの要素は、将棋におけるどのような力を点数化したものなのか、自分なりに解釈してみた。
早指力
これらの6要素の中で一番わかりやすいのは、早指力だ。つまり早く指せば指すほどポイントはアップする。将棋ウォーズの過去の戦績を見てみると意外と時間切れで負けている場合が多い。早指力を磨くことによって切れ負けを防ぎ、達成率も自然と上がるようになるのだろう。
戦術力
戦術力も比較的わかりやすい。将棋ウォーズには『囲い』『戦法』『手筋』『特殊』のそれぞれのコレクションがある。将棋ウォーズの対局で自分が「美濃囲い」をすれば「美濃囲い」が『囲い』のコレクションに加わり、「矢倉棒銀」の形をとれば「矢倉棒銀」が『戦法』のコレクションに加わるといった具合である。戦術にバリエーションがあればあるほど戦術力がアップする、つまり、これらのコレクションをどれだけ集まられるかが戦術力を決めているのではないだろうか。
終盤力
終盤力は、終盤でどれだけ正確にさせるかどうか、特に、相手玉が詰んでいることを見逃さずに的確に詰ますことができるかどうかで決まっているのではないだろうか。
攻撃力
効果的な攻撃ができていれば攻撃力はアップするのだろう。
守備力
粘り強い守備ができれていれば守備力はアップする。攻撃力とはトレードオフの関係があるのではと睨んでいる。
総合力(合計点)
これまでの対局相手との戦績で決定される。
芸術力
さて、芸術力である。芸術力とは何なのか。ここでは私の独断と偏見になるが、芸術力がどのように決定されるか推測してみたい。
その前に、次のような状況を考えてみてほしい。
天気に「晴れ」「曇り」「雨」の3種類しかないものとしよう。観測手段の制約によって「晴れ」の日と「雨」の日はカウントできるが、「曇り」の日はカウントできない状況だとする。そのような状況で、ある1週間(7日間)に「晴れ」が4日、「雨」が1日、観測できた場合、「曇り」の日は何日あっただろう。答えは簡単、2日(=7日-4日-1日)である。
さて、前述の問いに戻ろう。芸術力とは何なのか。上の例で言えば「曇り」に相当するものではないだろうか。
つまり、芸術力とは
総合力(合計点)から早指力、戦術力、終盤力、攻撃力、守備力の和を差し引いたもの
だ。総合力が高いのに、早指力、戦術力、終盤力、攻撃力、守備力の和がさほど大きくない場合は芸術力が高くなる。一方、総合力と早指力、戦術力、終盤力、攻撃力、守備力の和があまり変わらない場合、芸術力は低くなるということだ。
将棋ウォーズを運営されているHEROZさんに正解を聞いてみたいものだ。
それはさておき、さあ今日も1日、将棋ウォーズがんばろう。