歩ぞろいの手駒たち

手持ちの資源で日々やっていく。将棋ウォーズは初段。目指せアマ二段!

【将棋x旅行】名古屋の大須に参上、台湾ラーメンの味仙(矢場店)へ行く

名古屋の大須に行ってきた。第76期将棋名人戦の第5局の開催会場である「亀岳林 万松寺」に参上した。

 

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ところで名古屋と言えば道が広い。(幅が)100メートル道路なんてのもあるぐらいである。

ただし、道が広すぎることの弊害もある。それは、繁華街が賑わいにくい、ということだ。

たとえば、名古屋の繁華街ってどこですかときかれたら、名古屋駅周辺と、栄かなあという答えになるだろう。ところがそのどちらも、あまり賑わっているように見えないのだ。

道が広すぎるので、タウンが分断されてしまい、一つの面として栄えないと言ってもいいだろう。道のむこう側が、大河の対岸のような感じで、街がつながらないのである。

ーーー 日本の異界 名古屋 (清水義範

 この本に書かれている通り、名古屋には繁華街と呼べるところが少ない。道が広すぎてタウンが分断されているのでは、ということだ。名古屋駅周辺や栄は、確かに人も多く栄えているのだが、繁華街に特徴的な雑多感が少ない気がする。では名古屋には繁華街は皆無なのか。いや、ある。それが大須だ。

 

と、前置きが長くなってしまったが、名古屋の大須に行き、第76期将棋名人戦の第5局の開催会場である「亀岳林 万松寺」に寄ったあと、台湾ラーメンで有名な「味仙」の矢場店に行ってきたのだった。

 

休日ということもあり、店の前はおそらく20~30組は待っているのではないかという大混雑である。しかし、席数が多いせいか回転は意外に早い。名前だけ書いて待ちきれずあきらめて帰ってしまう人たちもいるようで、名前を呼ばれても客がいない、なんてことが何度もあり、20分としないうちに2階に案内された。8人掛の丸テーブルに3組が相席。店員が無愛想だったが「台湾ラーメン」の辛さで上書きして、まあ許そう。

 

さあ、いざ注文である。もちろん「台湾ラーメン」と「生ビール」は外せない。サイドメニューとして、向かいで注文していた「エビ団子」にひかれつつも「青菜炒め」を、締めには「チャーハン」を注文。ちなみに「台湾ラーメン」には「アメリカン」というのがある。コーヒーのアメリカンにかけているのだろう、辛さがさほどでもない台湾ラーメンだ。パートナーが頼んでいたが写真を撮るのを忘れた。あと、メニューには書いていないようだが「台湾ラーメン」の「イタリアン」というのがあるらしい。詳細不明。激激辛いのか、あるいはトマト味なのか?

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台湾ラーメン」は相変わらずの辛さ! でもなぜかスープも飲んでしまう。これでもかと辛さが前面に出ていて台湾ラーメンを味わった感があるのだが、うまみやコクといった部分はまだ発展途上のような気がする(うまみやコクもあるかもしれないが辛さですべて飛んでしまう!)。

 

台湾ラーメンとの出会いは、バブル華やかしころ1980年代に名古屋の本山というところにあった台湾ラーメン屋だった。ラーメン屋ではなく、台湾ラーメン屋なのだ。ここの台湾ラーメンは絶品だった。ひき肉、青々としたニラが絶妙なコンビネーションで、辛さと旨さが両立している一品だった。その店の台湾ラーメンの面影を求める旅はこれからも続くだろう。

 

さて将棋ウォーズである。台湾ラーメンを食べたからというわけではないが、初段の達成率が超激辛な2.1%となってしまった。0%になると1級に降級なのだろうか。絶対に降級したくない。。

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