【将棋x旅行】奈良の興福寺にいく(後編)
やってきました、興福寺。日本最古といわれる将棋の駒が出土したお寺である。その興福寺の伽藍のなかでまず向かったのが中金堂。和銅3年(710年)、平城遷都と同時に創建された、まさに遷都の象徴と言えるお堂だ。江戸時代の1717年に火災で焼失、そして今回、およそ300年ぶりに再建された。
さて中金堂のなかは撮影禁止ということだったので、諸尊の撮影はできなかったのだが、釈迦如来、薬王菩薩、薬上菩薩、吉祥天、大黒天と、四天王の多聞天、持国天、広目天、増長天と9つの諸尊が並ぶ。9つ、といえば将棋の行列の数ではないか(たぶん関係ないが)。
中金堂を満喫したのち、五重塔を眺めながら国宝館に向かい、阿修羅像や千手観音像を鑑賞した。
さらにこの日、興福寺から奈良国立博物館に向かい、正倉院展を堪能したのだった。
奈良はすごい。