歩ぞろいの手駒たち

手持ちの資源で日々やっていく。将棋ウォーズは初段。目指せアマ二段!

【香独のグルメ】京都は錦小路通り(烏丸~大宮)にある焼き鳥「鳥睦」

将棋ウォーズはついに初段に再昇段した。だれもお祝いしてくれないので、食べ歩きでもして自分でお祝いするしかない。基本一人で食べ歩くため「孤独のグルメ」なわけだが、漫画そのままのタイトルではどうかと思うので、「香独(こうどく)のグルメ」と名付けている。

この日は京都に遠征。日も暮れて烏丸から大宮方面に錦小路通りをてくてく歩いていくと、魅惑的な「やきとり」と書かれた提灯を発見。「鳥睦」というお店。

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一人で焼き鳥を食べるときに店構えは大事だ。小綺麗すぎるお店はカップル率が高く、一人でゆっくり食べる雰囲気ではない。カウンターに席が空いて予約でもなさそうなのに店員からばっさりと断られることもある。かといって年季の入ったディープすぎるお店にも入りにくい。ガラス戸越しに店の中が見えにくいのも入るのをためらわれる。しかし、この店はどうだろう、ちょうどいい塩梅だ。外から中がみえてカウンターが6~7席ぐらいあり、そこには二人の客が1組、一人の客が1組いる。一人焼き鳥歴20年の私が「黄金比率」とひそかに呼んでいるお客比率だ。これは入るしかない。

焼き鳥屋の女将さんがカウンターにいて迎えてくれた。一人の客の隣の隣の席を案内してくれたのが好感がもてる。たいていの店は後から客が入ってくれることを考えて、一人の客の隣の席を案内することが多い(それはそれで仕方ないことなのだが)。

かつてのシアトルマリナーズの1番は毎試合イチローだったように、まずはビールを注文。お通しはポテトサラダ。自家製なのだろう、すごくおいしい。細かく刻んだリンゴが入っている。焼き鳥は6本セットを注文(500円)。1本分だか安くなる。焼き鳥やではいつも塩ベースで注文するのだが、このときはタレベースで注文。

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右から、かわ(塩)、つくね、もも、(あれこれ何だったかな)、ねぎま、砂肝?(塩)。将棋ウォーズ初段に返り咲いたのを噛みしめながら、かわも噛みしめる。どれもおいしい。素材自体もおいしいので、つくね以外は塩で頼んだほうがよかったかも。そんななか、焼き鳥屋の女将さんは従業員(アルバイト?)にテキパキ指示を出している。

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そして、おでんも注文。頼みたかった大根は売り切れ、タマゴをこんにゃくをチョイス。やきとりと比べてしまうと割高感は否めないが、素朴ながら味がしっかりついていておいしい。

おいしさのあまりか、生ビールを3杯もいってしまった! こんなお店が近所にあれば週2で通いたい。ごちそうさまでした。