歩ぞろいの手駒たち

手持ちの資源で日々やっていく。将棋ウォーズは初段。目指せアマ二段!

【将棋ウォーズ】6000敗を喫す。負けに不思議の負けなし

将棋ウォーズで6000敗を喫してしまった。

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「勝ちに不思議の勝ちあり、負けに不思議の負けなし」とは、プロ野球の南海、ヤクルト、阪神東北楽天で監督をつとめた、故・野村克也さんがよく口にした言葉である。

勝つときにはいろんな勝ち方があって、相手が勝手にずっこけたり、勝手にミスしてくれたりして「ああラッキー」という勝ち方もあります。しかし、負けるときというのは、負けるべくして負けるものです。勝負の世界にいると、勝って反省というのはできないが、負けたときには反省する。敗戦の中にいい教訓があると思います

一方、自分の将棋ウォーズといえば、勝ったら勝ったで「さあ連勝伸ばすぞ」とすぐ次の対局に臨み、負けたら負けたでほとんど反省もせずにくやしさのあまり「さあ次だ、次」とこれもまたすぐ次の対局をしてしまっていたのだ。これではなかなか強くなれない。せっかく6000回も負けたのに。

さて、その野村さん、日本における野球の基本は「将棋」にあると考えていたようだ。ちなみにアメリカの野球は「ポーカー」だそうだ。

常々私は、日本における野球の基本は「将棋」にあると考えている。将棋は目先の手だけでなく、その先の相手の手を考えねば勝てない。こうした戦術の読み合いこそが、面白さに繋がっているのである。

野村克也氏 育てた指導者の数は王・長嶋に勝ったと自負する|NEWSポストセブン

日本における野球の基本は「将棋」。将棋が好きで神宮球場でビールを飲みながらの野球観戦が好きの私にしてみれば、とても嬉しくなる例えである。これからは、将棋ウォーズで負けた対局では一人感想戦して負けた理由を考えるようにしよう。負けに不思議の負けなし、なのだから。