歩ぞろいの手駒たち

手持ちの資源で日々やっていく。将棋ウォーズは初段。目指せアマ二段!

【読書】盤上の向日葵(上)を読み始める。下巻は先手▲と後手△が逆の誤植があるらしい

柚月裕子「盤上の向日葵」の文庫本(上巻のみ)を買って読み始めた。学生のころ、テストの前になると小説が読みたい気分になるのと同様に、将棋ウォーズで勝てなくなると小説が読みたい気分になるのだ。

f:id:kurakuen:20201010101127j:plain

ミステリー小説で、まだ序章しか読んでいないが、若き天才棋士と実業界から転身した東大卒エリート棋士とのタイトル戦が天童市で開催されるシーンから始まっていて、先が楽しみな展開だ。

あっという間に読み終わりそうなので、下巻も注文しようかなと思っていた矢先、下巻は先手▲と後手△が逆の誤植があるとのニュースがあった。

中公文庫「盤上の向日葵」に大量誤植 先手と後手が逆:朝日新聞デジタル

そこ間違えるかなー、というちょっぴり残念なニュースではあるが、誤植には関係なく「盤上の向日葵」下巻も買うことになるだろう。

 

女流の新棋戦「ヒューリック杯 白玲戦・女流順位戦」が創設された。とても楽しみだ。

女流新棋戦「ヒューリック杯 白玲(はくれい)戦・女流順位戦」が創設された。

第1期 ヒューリック杯 白玲戦・女流順位戦は、順位決定リーグ戦と順位決定トーナメント戦にて女流棋士の順位を決定します。そして、順位決定トーナメント戦の1位・2位決定戦を七番勝負で行い、第1期白玲を決定します。優勝賞金は女流タイトル戦最高額の1500万円です。(日本将棋連盟

「玲」とは、手元の旺文社国語辞典によれば「すきとおるように明るく美しいさま」とのこと。盛り上がること間違いなく、とても楽しみだ。

女流棋界にはヒューリック杯清麗戦、マイナビ女子オープンリコー杯女流王座戦岡田美術館杯女流名人戦女流王位戦霧島酒造杯女流王将戦大山名人杯倉敷藤花戦の7つのタイトル戦があるが、今回の「白玲戦」が加わり、8大タイトル戦となる。(スポーツ報知)

そのような格式ある棋戦と較べるのはどうかと思うのだが、わたしも7つの一人棋戦というのを考えたことがある。将棋ウォーズをだらだらやってしまう対策として、棋戦という形をとって集中してネット対局に挑もうということで始めた。

【将棋ウォーズ】負けると勝つまでやりたくなる将棋ウォーズ、対策は7つの「(一人)棋戦」 - 歩ぞろいの手駒たち

この記事の繰り返しになってしまうが、7つの「(一人)棋戦」とは、

  • 朝将戦
  • 陽将戦
  • 夜将戦
  • 勤王戦(往路/復路)
  • 湯王戦
  • 旅王戦
  • 街座戦

である。

朝将戦

起きてしばらくして開催される棋戦。起きてから40分以上過ぎてから(できれば軽くジョギングしてから)対局開始する(=脳がある程度活性化するのを待ってから開始する)。基本的には自宅の特別対局室で開催。

陽将戦

休みの日などの昼間に、基本的には自宅の特別対局室で開催。

夜将戦

夜に、基本的に自宅の特別対局室で開催。ノンアルコール状態であることが条件。布団に寝ころびながらはやらない。

勤王戦(往路/復路)

通勤時間に電車の中で対局。往路の部と復路の部がある。1日の上限はそれぞれ1対局。

湯王戦

言わずと知れた湯王戦。お風呂上りに実施。温泉や銭湯が基本だが自分の家のお風呂上りも有り。当然ながらノンアルコール状態であることが条件。

旅王戦

旅先で開催される棋戦。

街座戦

街のベンチで座りながら開催される棋戦。

 

われながら暇なことを考えるものである。いつの間にか止めてしまっていたが、また機をみて始めてみよう。もう一つ棋戦を考えて、8大タイトルにしたいところだ。

 

さて、女流といえば山口恵梨子女流。

 ツイッターに「今日は記録です。普及活動、対局、勉強、記録の4つの時間配分がとても難しい」とあった。その気持ち(レベルは違えども)共感する。私も最近、①仕事、②ネット対局、③定跡の勉強、④オンライン観戦の4つの時間配分がとても難しいと感じている。あれ、仕事以外の3つはすべて将棋じゃないか…。

 

【将棋ウォーズ】1級達成率が急降下41%に。しかも6600敗。定跡を学ぼう。学べば学んだだけ応えてくれる

将棋ウォーズの1級達成率が最近は50%を切ってしまい41%になった。しかも(4742勝)6600敗。

f:id:kurakuen:20201004231513j:plain

つい将棋ウォーズをだらだらとやってしまい、負けが込む。こういうときは定跡を学ぼう。漫画『孤独のグルメ』に

納豆は混ぜれば混ぜただけ応えてくれる

というセリフがある。将棋の定跡を学ぶにあたってこの名言を心に留めたい。そう「定跡は学べば学んだだけ応えてくれる」のだ。

 

【将棋ウォーズ】1級の達成率は70%台で推移、二段と対局するときも気後れしないでいきたい

将棋ウォーズは4730勝6567敗(.418)となった。1級の達成率は70%台で推移。すんなりと初段に再昇段したいところだが、やや停滞気味だ。ちなみに得意戦法が米長流急戦矢倉となっている。米長流急戦矢倉の定跡を勉強したことはほぼないのだが、矢倉を指していると自然とそうなってしまっているのだろうか。ということは自ら米長流急戦矢倉を編み出したってことか!?(自惚れ)

f:id:kurakuen:20200927184903j:plain

成績は停滞しているものの、続けていると上段者に勝つこともあって、下記は6連勝中の二段に勝利した終了図。

f:id:kurakuen:20200927185632j:plain

やればできるじゃないか。自分が1級なので、二段相手だとつい気後れしてしまう。やる前から勝てる気がしないのだが、相手もミスすることもあるのだ。

ところで、桃井かおりさんの名言で「30歳すぎたら、みな同級生」というのがある。20代までは特に恋愛で何歳年上だの、年下だのという話になりがちだが、30歳過ぎたら歳なんて関係ない、という意味なのだろうか。その言葉をアレンジして「2つ上の段級までは、みな同レベル」という気持ちで、二段とも戦っていこう。

50歳過ぎてからって、思ったよりもずっと面白いわけ。ごめんね~。悪いけど、このままいくと老後はもっと幸せになれそうなのよ(桃井かおり

 

【YouTube】「諦めない男 棋士 加藤一二三」を観た。さすがひふみん。

将棋ウォーズでは加藤一二三先生のアバターを常用していて、加藤一二三先生のことを尊敬している。ユーチューブで香川愛生女流や山口恵梨子女流のチャンネルを見ていたからだろうか、将棋つながりで「諦めない男 棋士 加藤一二三加藤一二三という男、ありけり)」という番組がおすすめされていた。これはもう見るしかない、ということで見た。

www.youtube.com

1時間ほどの番組だが時をたつのを忘れてしまった。加藤一二三先生の名言づくしである。なかでも次の言葉が印象に残った。

今77歳ですけども、これからね、今までなかったいろいろなことが、これから先、私の前に待っているわけですよね、それを思うだけでも、ものすごく胸がワクワクしてくるんですよ

 77歳にしてこのセリフ。すごいな。アラフィフのわたしも将棋ウォーズで初段にあがれないのを歳のせいにしている場合じゃない。アラフィフの前にも、今までなかったいろいろなことが待っているはずだ。

 

Number最新号(将棋特集)を発売日に職場近くの本屋で購入

あのNumberの最新号(1010号)で初めて将棋を特集するというので、発売日に買った。当日Amazonで売り切れなどという情報が流れたため、家の近くの本屋で買ったのでは間に合わないかもという根拠のない焦りが生じて、職場近くの本屋で購入した。表紙のタイトルは「藤井聡太と将棋の天才」。

f:id:kurakuen:20200905214154j:plain

これで640円はコスパ良すぎ。どこから読んでいいか迷いながら、まずは「中年の星木村一基九段の記事「受け師は何度でも甦る」を読み、冒頭の藤井聡太二冠の記事「天翔ける18歳」に戻って読み始めた。AIとの共存期において人間、あるいは棋士が持つ可能性について問われた藤井二冠は、

今の時代においても、将棋界の盤上の物語は不変のもの。その価値を自分自身も伝えられたらと思います

と答えたそうだ。とっさにこんな答えを返すとはさすがだ。

さてこのNumber最新号、累計発行部数が20万部となったそうだ。2014年のサッカーW杯特集以来とのこと。将棋に興味を持っている人が予想以上に多く(自分が何をしたわけでもないのだが)嬉しい限りだ。

【将棋ウォーズ】負けに不思議の負けなし(6456敗目)

将棋ウォーズをやっていて、中盤までは「まぁこれは確実に勝つだろう」と思って指していても、結局負けてしまうことが結構ある。プロ野球選手、監督として大活躍した故・野村克也氏の語録に「勝ちに不思議の勝ちあり、負けに不思議の負けなし」というものがあるが、まさにその通りで、そのような負けにも何らかの理由があるのだろう。そんな対局の一人感想戦をしようというのがこのシリーズである。

さて以下は6456敗目を喫した対局の棋神解析のグラフである。6456敗目って、どんだけ将棋ウォーズやっているんだという話でもある。

f:id:kurakuen:20200829233625j:plain

96手目に△8八飛車と打たれたときには、大優勢+1720というスコアでその少し前の手では+2000に届いているので、まあ普通にいけば勝てる対局であった。

f:id:kurakuen:20200829233915j:plain

そして私の97手目が悪手であった。▲6九玉としてしまったのである。この手によってスコアを1000以上落として+679となってしまったのである。さらに98手目で△8九飛成とされて防戦気味となった。「負けに不思議の負けなし」ということで理由を探ってみると、8八に飛車を打たれた時点で、飛車のパワーを恐れて「玉をなるべく遠くに逃さなければ」という心理が働き、▲6九玉としてしまったのが劣勢への道だった。飛車に寄り添うように▲7九玉と下がればよかった。教訓。飛車からなるべく遠くに逃げたいと思ったときも、他に手がないかどうか探ることが大事である。

アマゾンの河辺でワニに口を大きく開けて襲われたときは、逃げようとするのではなく、その口の中に腕を伸ばし入れてワニが「オェッ」となるようにすると逃げられる、という話があるとかないとかだが、相手飛車が近くにきたときも逃げようとするのではなく、ときにはその口の中に腕を伸ばし入れるがごとく、寄り添うように攻撃をいなすことも大事なようだ。