Kindle Unlimited で読みたかった本がいつの間にか対象外になっていた。消えた本というやつである。
「将棋世界」の最新版などが読めるということで入会したKindle Unlimitedだったが、リストアップされていた本が突然に無くなってしまうのであれば、月々980円支払うのは躊躇する。
ということでお試し期間の終了を待たずして退会してしまいました。
退会してしまうことで、内藤國雄先生の、初段を目指す手筋の本がmy kindleから無くなってしまったのは残念ではあるが、やむをえない。
そもそも、人生の折り返し地点はおそらく過ぎていることを考えると、読みたい本を(それなりの対価を払って)心置きなく読む、という読書スタイルがいいのではないかと思い直してみたりした。
内藤國雄先生も、相手の長考に関連しておっしゃっている。
「『相手はどうせ迷ってるだけ。相手の持ち時間は減るけども、自分の人生の残り時間も減るやないか』。そう思ってきたからね、なかなかじっと座ってるのがつらい」と。
時間がふんだんにある学生のときだったらKindle Unlimitedは良かったかもしれない。でも人生の折り返し地点を過ぎたタイミングではどうだろうか。
「良い本かもしれない無料の本を読んで時間を費やすより、読みたい本を思い切り読んだほうがいい」のだろう。