歩ぞろいの手駒たち

手持ちの資源で日々やっていく。将棋ウォーズは初段。目指せアマ二段!

【将棋x登山】高尾山に登ってきた(2)

今日のTV番組「ブラタモリ」が

高尾山 登山客数日本一の秘密 ▽植物1598種なぜ楽園

といった高尾山の特集だったこともあり、5月に高尾山に登った記事が途中になっていたことを思い出した。

 

ちなみに繰り返しになるが、羽生三冠は八王子市出身(生まれは埼玉県所沢市)、八王子将棋クラブに通った。羽生三冠の名言をひいておこう。

ミスには面白い法則がある。たとえば、最初に相手がミスをする。そして次に自分がミスをする。ミスとミスで帳消しになると思いがちだが、あとからしたミスのほうが罪が重い。そのときの自分のミスは、相手のミスを足した分も加わって大きくなるのだ。

 なるほど。こんど「将棋ウォーズ」をやるときの座右の銘にしよう。

 

さて、高尾山である。京王線高尾山口で降りて、登山する前に蕎麦屋の「高橋家」に寄って、天ぷらそばとビールを飲んでしまったところまで前回書いた。

 

いよいよ登山するわけだが、高尾山14級の私としては、どのようなルートがあるか分からない。つまり、初手は▲2六歩なのか、▲7四歩なのかが分からないのだ。そこで案内板を見てみると、麓からは(ケーブルカーやエコーリフトを除くと)3種類のコース、すなわち、

  • 1号路(表参道コース)
  • 6号路(びわ滝コース)
  • 稲荷山コース(見晴らし尾根コース)

があることがわかった。

 

相矢倉戦を将棋の純文学と呼ぶのであれば、高尾山1号路は高尾山コースの純文学と呼べるかもしれない。というわけで、ビールを飲んだ後の重い足取りで、1号路に歩みを進めたのだった。

 

またつづく

 

 

 

 

 

 

【将棋x野球】広島カープが、25年ぶり7度目のリーグ制覇

広島東洋カープが、25年ぶり7度目の優勝(リーグ制覇)!!!!!!! 25年前って、、、わたしは大学生、青春の5回裏だった。

 

今回、将棋とは全く関係がないんだけど、カープが優勝したことで、昔読んだ本で思い出した本がある。それは村上龍の「走れ! タカハシ」だ。

以下、あとがきより。

広島カープ高橋慶彦遊撃手は、ファーストベースにヘッドスライディングしてもそれが様になる日本でも珍しいプロ野球選手である。

 

以下、野球に興味のある人向けである。広島東洋カーブの歴代ベスト9 (^^;

  1. ショート 高橋慶彦
  2. セカンド 正田
  3. センター 前田
  4. レフト 山本浩二
  5. サード 衣笠
  6. ライト 金本
  7. ファースト 江藤
  8. キャッチャー 達川
  9. ピッチャー 北別府(前田、大野、佐々岡、津田、川口、山根)

衣笠、金本の鉄人コンビがさらにアツイ。

 

優勝おめでとうございます!

 

 

 

【将棋x映画】『聖の青春』完成披露試写会の抽選に応募

10月5日(水)18:30開演予定で、映画『聖の青春』完成披露試写会が丸の内ピカデリー1(有楽町マリオン)で開催される。その抽選に応募した。

 羽生善治を追い詰めた伝説の棋士村山聖(さとし) 病と闘いながら全力で駆け抜けた、わずか29年の生涯を描く奇跡の実話

 松山ケンイチ東出昌大竹下景子安田顕、森義隆監督の舞台挨拶もあるらしい。ぜひ当選したい!

 

kurakuen.hatenablog.com

【将棋x道場】14歳の藤井聡太三段がプロ入りを決めたときに将棋会館2階で

14歳の藤井聡太三段がプロ入りを決めた。四段昇段は10月1日付。14歳2か月でのプロ入りは史上最年少だ。
今までの記録は加藤一二三九段(1239段ではない、ネタですが念のため)。

プロ入りを決めたのは9月3日、東京将棋会館でのリーグ戦最終日。1局目では敗れたが2局目は勝利して(13勝5敗)1位となった。

かたや40代も半ばにさしかかった私、同じ時間帯に同じ東京将棋会館の、私が「特別対局室」と呼んでいる将棋会館道場(2階)で初段(アマ)を目指して戦っていた。

結果は5戦して2勝3敗。

1戦目 負け 相手2級 20代
2戦目 負け 相手2級 アラサー
3戦目 勝ち 相手9級(4枚落ち) 小学生
4戦目 負け 相手1級 60代
5戦目 勝ち 相手4級(角落ち) アラフィフ

負け越しではあったが、●●〇●〇という勝敗順だったので、2勝1敗、1勝の連勝チケットはもらえた。

アマに退会の年齢制限はない。焦らずに初段を目指していく。

 

【将棋xAmazon】Kindle Unlimited で読みたかった本がいつの間にか対象外になっていた

Kindle Unlimited で読みたかった本がいつの間にか対象外になっていた。消えた本というやつである。

 

将棋世界」の最新版などが読めるということで入会したKindle Unlimitedだったが、リストアップされていた本が突然に無くなってしまうのであれば、月々980円支払うのは躊躇する。

 

ということでお試し期間の終了を待たずして退会してしまいました。

 

退会してしまうことで、内藤國雄先生の、初段を目指す手筋の本がmy kindleから無くなってしまったのは残念ではあるが、やむをえない。

 

そもそも、人生の折り返し地点はおそらく過ぎていることを考えると、読みたい本を(それなりの対価を払って)心置きなく読む、という読書スタイルがいいのではないかと思い直してみたりした。

 

内藤國雄先生も、相手の長考に関連しておっしゃっている。

 

『相手はどうせ迷ってるだけ。相手の持ち時間は減るけども、自分の人生の残り時間も減るやないか』。そう思ってきたからね、なかなかじっと座ってるのがつらい」と。

 

時間がふんだんにある学生のときだったらKindle Unlimitedは良かったかもしれない。でも人生の折り返し地点を過ぎたタイミングではどうだろうか。

 

「良い本かもしれない無料の本を読んで時間を費やすより、読みたい本を思い切り読んだほうがいい」のだろう。

 

 

 

【将棋xランチ】夏の中目黒は「土山人」の「冷かけすだちそば」

春の中目黒が桜であれば、夏の中目黒はこのお店「土山人」の「冷かけすだちそば」となるだろう。

 

「土山人」には、東急田園都市線池尻大橋駅から行ってもいいし、東急東横線中目黒駅から行ってもいい。目黒川沿いのビルの半地下にある。

 

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看板からしておしゃれである。将棋の駒に似てなくもない。

入店して、さっそく注文しました「冷かけすだちそば」。

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いわずもがなのうまい蕎麦、ほどよく冷えた出汁が絶品だ。

 

これでもか、というぐらいすだちが乗っているのだが、その酸味とかすかな苦味が、時間の経過とともに徐々に出汁に溶けだして、手元で小気味よく曲がるカットボールのごとく味に変化を加えてくれるのもまた良い。

(写真にはおさまらなかったが)スーパーサブのごとく黒七味がお椀の脇に備える。この黒七味はサッカーでいうところの後半30分に投入するべきなのだろう、最初は蕎麦にはふらないでおく。

あっというまに平らげてしまった。

 

得られる清涼感と満足感。ごちそうさまでした。