【将棋x猫】我が家の猫を女流猫棋士としてデビューさせられないか思案中
我が家には生後1年に満たない子猫がいる。その子猫はテレビの将棋番組を見るのが好きで、棋士が扇子を激しく振るのをガン見している。
自分の実力が将棋ウォーズ1級のまま低迷しているので、この猫を女流猫棋士として育てられないか思案(夢想)している。生後半年で部屋のドアの開け方をマスターしてしまう猫のことだ、地頭はいいはずだ。
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将棋は礼に始まり礼に終わる。猫のお前に将棋の定跡を教えるのはまだ早い(お前には言えないが、将棋ウォーズの棋力レーダーチャートの戦術力は1.5という低スコアだ。師であるわたしもまだ勉強中ということだ)。まずは対局時の基本、正座を教えよう。自分流でもいいのでまぁまずはやってみなさい。
あ、いきなり出来たじゃないか。お茶まで横に置きやがって。もう正座についてお前に教えることは何もない。あえてアドバイスを1つすれば、対局中は頭を使うから、飲み物はお茶ではなく、糖分の入った紅茶やジュースのほうがいいぞ。
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というようなことを夢想をしていたのだが、将棋盤に駒が並んでいるのをみると真っ先に駒をぐちゃぐちゃにする様子を見て、これは到底無理だと思ったのだった(当たり前か…)。
早く自分が初段になろう。