歩ぞろいの手駒たち

手持ちの資源で日々やっていく。将棋ウォーズは初段。目指せアマ二段!

【将棋 x 映画】『3月のライオン』公開6日前、ロケ地巡りの予習

映画『3月のライオン』が公開6日前になった。前編が3月18日、後編が4月22日公開だ。

17歳の将棋のプロ棋士・桐山零と、彼をめぐる人々の終わりなき冒険の物語

原作は羽海野チカの漫画「3月のライオン」だ。ロケ地巡りの予習をするため、本屋で第1巻を買ってきてしまった(少年漫画っぽくないので買うときに少し恥ずかしい)。第2巻以降はAmazon Kindleで徐々に購入中。将棋に関することであれば、定跡書であれ漫画であれチョコレートであれ、お金に糸目をつけずに(というほど大げさなものではないが)購入するようにしている。微々たるものではあるが将棋という文化を応援したい気持ちからである。

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と言いながら表紙をみてみると、お、これはきっと隅田川にかかる中央大橋だ。ロケ地巡りの1つは決まったも同然。中央大橋は、東京駅の八重洲口から道をまっすぐ進んで日本橋、京橋、八丁堀、新川を通り過ぎれば着くので、散歩がてら東京駅から歩いていくのもいいかもしれない。

漫画1巻の内容から、ロケ地に選ばれそうなところをみてみよう。

のほか

これはもう確実である。あとは、

  • 佃小橋

もロケに使われそうだ。「川本あかりさんち」「三日月堂」のモデルになった場所がありそうだが、漫画だけではわからない。

 

さて、映画『3月のライオン』公式サイトを引用して、前編のストーリーを予習しておこう。

春のある日、東京の将棋会館で、17歳のプロ棋士・桐山零(神木隆之介)は、義理の父で師匠の幸田柾近(豊川悦司)との対局に勝利する。9歳の時に交通事故で両親と妹を失った零を内弟子として引き取ったのが、父の友人の幸田だった。

零は幸田家を出て、下町のアパートで一人暮らしを始めていた。1年遅れで再編入した高校では、会話を交わすのは担任の林田先生(高橋一生)だけだ。中学生でプロ棋士としてデビューした零は、史上5人目の天才ともてはやされているが、家も家族も友達もなかった。

ある時、具合が悪くなって道に倒れていた見ず知らずの零を、近隣の町に住む川本あかり(倉科カナ)が自宅へ連れて帰り介抱してくれる。その日から、長女のあかり、次女のひなた(清原果耶)、末っ子のモモ(新津ちせ)の3姉妹、すぐ側で和菓子屋〈三日月堂〉を営む祖父の相米二(前田吟)と零との温かな交流が始まる。

冬を迎えたある夜、零の部屋の前で義姉の香子(有村架純)が待っていた。妻のいるプロ棋士の後藤正宗(伊藤英明)と微妙な関係を続けている香子は、かつて弟の歩と共にプロ棋士を目指していた。二人が零に勝てなくなった時、幸田は自分の子供たちにプロへの道を諦めさせる。荒れる香子を見て零は家を出たのだが、香子も父親を避けて家をあけるようになっていた。

新年を川本家で迎える零。楽しいお正月は、皆で初もうでに出かけた神社で、後藤と香子に出くわしたことで一変する。零は香子から、もし自分が獅子王戦トーナメントで後藤に勝ったら、家に戻るという約束を強引に取り付ける。

獅子王戦─それは、将棋界の最高峰を決めるビッグタイトルの一つ。タイトル保持者の宗谷冬司(加瀬亮)と闘う挑戦者をトーナメントで決めるのだ。零が後藤に当たるには、島田開(佐々木蔵之介)を倒さなければならない。さらに幼い頃からのライバル、二海堂晴信(染谷将太)が「新人王になる」と宣戦布告した、新人戦トーナメントも待ち受けていた──。

初日の18日(土)に時間をつくって観に行きたい。