歩ぞろいの手駒たち

手持ちの資源で日々やっていく。将棋ウォーズは初段。目指せアマ二段!

【将棋x温泉】湯王戦ドキュメント in 七沢温泉(神奈川県厚木市)

第二回湯王戦第3局は、神奈川県厚木市にある七沢温泉にやってきた。

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湯王戦は自宅の特別対局室や近くの銭湯でやるだけでなく、各地の温泉に出向いて開催することもあるのである。

さて「湯王戦」とはなにか。これまでの将棋ウォーズの経験から、ビールを飲みながらあるいは飲んだあとにやる将棋ウォーズの戦績は良くない。ただでさえ将棋初段に停滞しているのに自分の状態の悪いときにやることもないだろう。では状態の良いときはどのようなときか。それは風呂上りである。そんな状態のときに1局、将棋ウォーズをやることにした。「湯王戦」と名付け、将棋ウォーズで対局相手をやや強めに設定して、7局たたかう。最初に4勝すれば勝ち。なんという暇人の崇高な趣味なんだろう。

 

七沢温泉は、都内からも近すぎもせず遠すぎもせず、程よい距離にある温泉で、日帰り温泉にはもってこいの場所である。

大山の東稜に位置する七沢温泉。玉川沿いにあるので、またの名を玉川の湯。山裾の斜面に閑静なたたずまいをみせる旅館が建ち並び、ひなびた情緒をかもし出しています。源泉は強アルカリ泉。ぬるめのお湯なのでゆっくりどうぞ。近くには村中山観音寺や日向(ひなた)薬師などがあり、旅情を誘います。(厚木市のサイトより)

七沢温泉とひとくちにいっても、エリアと旅館はいくつもある。盛楽苑、元湯玉川館、中屋旅館、山水楼、福元館、七沢荘、玉翠楼、旅館福松と挙げればキリがないが、今回はその中から迷いつつも、七沢荘をチョイス。

七沢温泉七沢荘。つい将棋に結び付けてしまうのだが「7七角」を彷彿とさせる名前である。角のうち場所を「8八」と「7七」と「6六」のどこにしようか迷ったときに、えーい「7七」にいったれ、といった具合である(どんな具合だ?)。

 

今回みたいに狙っていかないとまず降りることのない本厚木駅を降りて、厚木バスセンターまでちょっぴり歩き、9番線から広沢寺温泉行きバスに揺られることおよそ30分。広沢寺温泉入口というところで下車。バス停後方の小道を入って看板通り進む。トイレらしきものの裏側にこれでもかと道案内の表示がある。

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おかげで迷わずにたどり着けた。

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日帰り温泉の入浴料は1000円。タオルを忘れてレンタル(200円)。

 

(しばし湯につかる)

 

さあ、ひとっ風呂浴びたら、やってきました湯王戦である。

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あぁそこに桂馬を打たれるとイタイ。相手守備陣も横からの攻めに強く、あまりいいところなく負けた。第二回湯王戦は1勝2敗の負け越しとなってしまった。

帰りは、本厚木駅に向かうバスがラッシュに巻き込まれ、駅までえらい時間がかかってしまった。せっかく平日に行ったのに残念。厚木の夕闇に包まれながら、これからはもう少し早い時間帯に遠征しよう、と心に決めたのだった。

 

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