女流新棋戦「ヒューリック杯 白玲(はくれい)戦・女流順位戦」が創設された。
第1期 ヒューリック杯 白玲戦・女流順位戦は、順位決定リーグ戦と順位決定トーナメント戦にて女流棋士の順位を決定します。そして、順位決定トーナメント戦の1位・2位決定戦を七番勝負で行い、第1期白玲を決定します。優勝賞金は女流タイトル戦最高額の1500万円です。(日本将棋連盟)
「玲」とは、手元の旺文社国語辞典によれば「すきとおるように明るく美しいさま」とのこと。盛り上がること間違いなく、とても楽しみだ。
女流棋界にはヒューリック杯清麗戦、マイナビ女子オープン、リコー杯女流王座戦、岡田美術館杯女流名人戦、女流王位戦、霧島酒造杯女流王将戦、大山名人杯倉敷藤花戦の7つのタイトル戦があるが、今回の「白玲戦」が加わり、8大タイトル戦となる。(スポーツ報知)
そのような格式ある棋戦と較べるのはどうかと思うのだが、わたしも7つの一人棋戦というのを考えたことがある。将棋ウォーズをだらだらやってしまう対策として、棋戦という形をとって集中してネット対局に挑もうということで始めた。
【将棋ウォーズ】負けると勝つまでやりたくなる将棋ウォーズ、対策は7つの「(一人)棋戦」 - 歩ぞろいの手駒たち
この記事の繰り返しになってしまうが、7つの「(一人)棋戦」とは、
- 朝将戦
- 陽将戦
- 夜将戦
- 勤王戦(往路/復路)
- 湯王戦
- 旅王戦
- 街座戦
である。
朝将戦
起きてしばらくして開催される棋戦。起きてから40分以上過ぎてから(できれば軽くジョギングしてから)対局開始する(=脳がある程度活性化するのを待ってから開始する)。基本的には自宅の特別対局室で開催。
陽将戦
休みの日などの昼間に、基本的には自宅の特別対局室で開催。
夜将戦
夜に、基本的に自宅の特別対局室で開催。ノンアルコール状態であることが条件。布団に寝ころびながらはやらない。
勤王戦(往路/復路)
通勤時間に電車の中で対局。往路の部と復路の部がある。1日の上限はそれぞれ1対局。
湯王戦
言わずと知れた湯王戦。お風呂上りに実施。温泉や銭湯が基本だが自分の家のお風呂上りも有り。当然ながらノンアルコール状態であることが条件。
旅王戦
旅先で開催される棋戦。
街座戦
街のベンチで座りながら開催される棋戦。
われながら暇なことを考えるものである。いつの間にか止めてしまっていたが、また機をみて始めてみよう。もう一つ棋戦を考えて、8大タイトルにしたいところだ。
さて、女流といえば山口恵梨子女流。
今日は記録です。普及活動、対局、勉強、記録の4つの時間配分がとても難しい。普及活動は対局を支える土台で4つは切り離せないよなと考えています。全部に全力出し続ける事はとても大変だけど先輩方の姿を見習って今日も一日💪💪
— 山口恵梨子 (@erikoko1012) 2020年10月7日
ツイッターに「今日は記録です。普及活動、対局、勉強、記録の4つの時間配分がとても難しい」とあった。その気持ち(レベルは違えども)共感する。私も最近、①仕事、②ネット対局、③定跡の勉強、④オンライン観戦の4つの時間配分がとても難しいと感じている。あれ、仕事以外の3つはすべて将棋じゃないか…。