歩ぞろいの手駒たち

手持ちの資源で日々やっていく。将棋ウォーズは初段。目指せアマ二段!

【将棋xランチ】夏の中目黒は「土山人」の「冷かけすだちそば」

春の中目黒が桜であれば、夏の中目黒はこのお店「土山人」の「冷かけすだちそば」となるだろう。

 

「土山人」には、東急田園都市線池尻大橋駅から行ってもいいし、東急東横線中目黒駅から行ってもいい。目黒川沿いのビルの半地下にある。

 

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看板からしておしゃれである。将棋の駒に似てなくもない。

入店して、さっそく注文しました「冷かけすだちそば」。

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いわずもがなのうまい蕎麦、ほどよく冷えた出汁が絶品だ。

 

これでもか、というぐらいすだちが乗っているのだが、その酸味とかすかな苦味が、時間の経過とともに徐々に出汁に溶けだして、手元で小気味よく曲がるカットボールのごとく味に変化を加えてくれるのもまた良い。

(写真にはおさまらなかったが)スーパーサブのごとく黒七味がお椀の脇に備える。この黒七味はサッカーでいうところの後半30分に投入するべきなのだろう、最初は蕎麦にはふらないでおく。

あっというまに平らげてしまった。

 

得られる清涼感と満足感。ごちそうさまでした。

夏の終わりの始まり

休日の夕方、ベランダのサンダルの横にセミがいた。アブラゼミだろうか。セミは動かない。まったく動いていないが、おそらく生きているのだろう。もし手でつまもうものなら、ミンミンと大きな鳴き声を上げる気がする。

 

このまま放っておこうと思ったけれど、ベランダのコンクリートの上で息をひきとるのはセミとはいえ気の毒だと思った。手でつかんだ。案の定、ミンミンと大きな鳴き声を上げた。少し遠くに茂っている、マンションの庭の草木に向けてセミを投げた。

 

セミは最初よろよろとしながら、それでも羽を広げて飛んだ。放物線に逆らうように、少し上昇しながら飛んだ。あの夏の日の、といってもセミは1週間しか地上にいないので、今年の夏のある日のように、飛んだ。

 

もしセミに記憶があるとすれば、飛びながら、あの夏の日のかすかな記憶を呼び起こしていたかもしれない。「あの日、おいらは確かに飛んでいた」という記憶を。

 

その後、放物線と同化したセミは、樫の木の根元に落ちた。

 

【リオ五輪】日本、男子400メートルリレー決勝でアジア新記録、堂々の銀メダル

日本チームが男子400メートルリレー決勝で堂々の銀メダル。

 

①ジャマイカ

②日本

③カナダ

④中国

⑤英国

⑥ブラジル

・失格 トリニダード・ドバゴ

・失格 米国

 

今回テレビ観戦したなかで一番印象に残るレースだった。

 

【リオ五輪】男子400メートルリレー予選でアジア新記録。決勝では金メダルか???

リオ五輪。男子400メートルリレーのチーム(山県亮太飯塚翔太桐生祥秀ケンブリッジ飛鳥)が予選2組で、ボルトを温存していたジャマイカに勝ち1着、37秒68(日本新記録。アジア新記録でもある)で決勝に進出した。これまでの日本記録が38秒03(メンバーは塚原直貴末續慎吾高平慎士朝原宣治)だったことを考えると、とてつもなくすごい。

アジア新記録についていえば、これまでは中国が持っていた。37秒92だ。そして、今回の予選1組で、中国が37秒82に更新(これもすごい)。そしてなんと、予選2組でわれらが日本がそれを塗り替えた。

 

決勝は日本時間20日午前10時35分ごろ。純粋に楽しみだ。

 

日本は金メダルを取れるのではないか。勝手ながら順位を予想してみた。

 

①日本

②ジャマイカ

③米国

④中国

⑤英国

⑥カナダ

トリニダード・トバゴ

⑧ブラジル

 

こんな感じだろう。日本はさりげなく、金メダルをゲットするのである。

決勝では、日本が5レーン、ジャマイカが4レーン、米国が3レーン。山県選手のスタートダッシュに、後続のジャマイカ、米国の選手が焦ってくれれば、まさかの結果が待っているのではないかと思う。。

 

 

 

【将棋x食べ歩き】武蔵小山の中華「悟空」で餃子と麻婆豆腐の両取り

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街を歩いているときに、天竺はどこかと尋ねられれば、それはインドです、と答えるだろうが、
その街が武蔵小山であったなら、天竺はどこかと尋ねられれば、それは庶民派中華料理店「悟空」です、と答えるだろう。

そんなわけで、安くて美味い餃子が食べられるという噂を聞きつけ、武蔵小山の「悟空」に一人で行ってきた。

武蔵小山駅東口。このエリアにいわゆる飲ん兵衛横丁があった。このエリアに再開発工事が始まってしまい残念だ。
さて、タリーズを左手に2分ほど歩くともう店に着く。21時過ぎにも関わらず、テーブルがほぼ埋まっている。かろうじて空いているテーブルに案内された。唐草模様のテーブルが味がある。
店内は賑やか。店員さんは中国語と日本語を両方話しているようだ。

まずは生ビールと餃子を注文。瓶ビールは赤星でそちらにも惹かれたが、生ビールを注文。餃子5個一皿で280円。きつね色やや薄め、豚肉+キャベツの餡で、うまいの一言。
ただ個人的な好みとしては餃子の王将の餃子のほうがわずかながら好き。

餃子に加えて、麻婆豆腐を注文。390円ということで、よくあるミニサイズ、餃子の王将でいうところのジャストサイズなのかと思いきや、普通に一人前ないかこれ。

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結果的に次のフォーメーションとなった。生ビール2杯頼んでしまったのはご愛敬。麻婆豆腐の量が想定以上だったせいにしておこう。

次に来たときには
プリプリエビ蒸しギョーザ、ジャンボ肉シューマイ、水餃子、空心菜炒め、イカと玉子とトマトの炒め、上海ガニ姿蒸し、上海ガニ老酒づけ!!(切りがないな・・・)、黒酢酢豚、牛肉オイスターソース、レバニラ炒め、サンラータン麺、
五目あんかけやきそば、四川麻婆丼天津丼、五目チャーハンなんてのも頼んでみたい。
チャーハンは半分(ハーフ)にできるらしいのだが、やはり二人以上でくるのがいいのだろう。まぁ品数多く頼んでしまえばそれだけビールが進んでしまうだけなのだが。ちなみにコースは
悟空、悟浄、八戒がある(詳細は覚えていない…)。

定食セットというのがあったので締めに頼んでみた。
これがまた秀逸。ライス、たまごスープ(コーンスープだったかな???)、ザーサイ、小鉢(今日はナスの揚げ浸し?茄子の胡麻ソース浸し?)がついている。
たまごスープ、ザーサイ、ナスの揚げ浸しはいずれも薄味で、濃いめの麻婆豆腐を食した後だとちょうどよい。

 

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餃子 280円
麻婆豆腐 390円
定食セット 280円
生ビール 390円 x 2杯

厨房近くのテーブルに座っている女性に「お会計お願いします」といったところ、どうやらご近所の?お客だったらしい。
店員と親しく話していたので間違えた。。

ともあれコスパ抜群。一人で品数多く頼めるところも気に入った。一人良し、大人数良し、ランチ良し、2軒目としても良しだ。

今度はランチに来てみよう。ごちそうさまでした。