【将棋ウォーズ】初段再昇段に壁、棋力レーダーチャートをみてみる
今年(2018年)8月に将棋ウォーズ1級に降級して以来、将棋ウォーズの成績が芳しくない。1級の達成率は27.8%である。まさかの2級降格まではまだ余裕があるものの、このままでは初段再昇段がいつになるか分からない。
そもそもだ、2017年1月の段階で1級達成率18%をマークしていたのに、それから1年半たっても(一度は初段に昇段したものの)1級達成率27.8%である。成長曲線がほぼ横ばいだ。
1級 | 勝 | 敗 | 勝率 | 達成率 |
---|---|---|---|---|
2017.1 | 922 | 798 | .536 | 18.0% |
2018.11 | 2767 | 3759 | .423 | 27.8% |
勝率が落ちているのは、やや強い相手を対局相手にする設定にしてあるから、ということもある。
将棋ウォーズには、棋力を分析する「棋力レーダーチャート」というものがある。攻撃力、守備力、芸術力、早指力、戦術力、終盤力の6つの力をチャートにプロットして棋力のバランスを見るのである。
達成率が伸びないとき、この棋力レーダーチャートを見て自らの実力を客観的にみるのである。さっそく昨年1月のものと比較しながら見てみよう。
* | 総合力 | 攻撃力 | 守備力 | 芸術力 | 早指力 | 戦術力 | 終盤力 |
---|---|---|---|---|---|---|---|
2017.1 | 12.4 | 1.7 | 2.9 | 2.6 | 2.1 | 1.2 | 2.0 |
2018.11 | 14.4 | 2.0 | 2.9 | 3.1 | 2.4 | 1.9 | 2.0 |
総合力
達成率はあまり伸びていないのだが、総合力は12.4から14.4と2ポイントも増えている。
攻撃力
私は自称「鳩の森のイナズマ」なので、当然ながら攻撃力があると思っていたのだが、意外と低い。「烏森の酔象」といったほうが合っているかもしれない。ちなみに、鳩森八幡神社は千駄ヶ谷の将棋会館のすぐ近くにあり、烏森神社はサラリーマンの聖地である新橋にある。
守備力
守備力は、自分なりの高レベルをキープ。
芸術力
特筆すべきは芸術力である。もともと高めの2.6ポイントだったが、今回はなんと3.1ポイントまで上がった。レーダーチャートの画面ショットでも、芸術力のところの「3.1」ポイントは目立つ色で表示されている。そもそも芸術力とは何なのか、と疑問に思った方は下記を参照してほしい。
kurakuen.hatenablog.com
早指力
0.3ポイントアップ。わずかながら上達した。
戦術力
もともと低レベルなのだが、今回0.7ポイントアップ。四間飛車を組み合わせて対局していることが効いたのか??
終盤力
低いまま変わらず。この1年は詰将棋を全くやっていないからか?
というわけで、攻撃力で牙をむく「鳩の森のイナズマ」というよりは、守備力と芸術力が持ち味ということになる。守備力と芸術力の組み合わせ、、うーん、どうもイメージできない。攻撃力と芸術力という組み合わせはイメージしやすいのだが。例えば今日、川崎フロンターレがJリーグ連覇したが、攻撃力といえば川崎フロンターレのようなサッカーだ。芸術力で思い起こすのは中村俊輔選手(ジュビロ磐田、元日本代表)のフリーキックだ。攻撃力と芸術力という組み合わせは、つまり、川崎フロンターレに中村俊輔選手が移籍して良い相互作用を及ぼすことである。波状攻撃をしかけながら、フリーキックを得て、中村俊輔選手の華麗なフリーキックでゴールネットを揺らす。そんなイメージだ。一方、わたしの棋力レーダーチャートの長所である、守備力と芸術力… 強引にイメージするならば、中村俊輔選手がフリーキックで蹴ったボールがきれいな放物線を描いてゴール片隅に入ろうとするところを、ゴールキーパーも同様にきれいな放物線を描いて飛びながら(=芸術力)、ボールを指先で弾く(=守備力)、といったイメージだろうか。
いずれにせよ、今年中には初段に再昇段しよう。将棋ウォーズ1級のまま停滞しているせいで忘れそうになってしまったが、最終的な目標は将棋ウォーズ四段なのだ。