歩ぞろいの手駒たち

手持ちの資源で日々やっていく。将棋ウォーズは初段。目指せアマ二段!

【将棋ウォーズ】勝敗をエクセルシートに記録してみたら、ある傾向が読み取れた

3年以上、漫然と将棋ウォーズを続けているのだが、初段達成率の低空飛行ぐあいといったらヒドイものなので、最近は集中して望むべく、対局回数を日に5回(3回負けたらその時点で終わり)に制限している。

さらに、5月の中旬から将棋ウォーズの勝敗をエクセルシートに書き残すようにしていた。

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そして5月28日に、ある傾向に気づいたのである。それは、初戦の勝率が極端に悪いことである。全体の勝率は4割を超えるにもかかわらず、5月12日~28日の初戦の勝率は .176 なのである。なぜか。思い当たる節はある。それは、日々の初戦は、目覚めてからすぐに布団の中で目をこすりながらスマホを手に将棋ウォーズをしているからだ。ただでさえ、手を読めない脳細胞たちがまだ稼働していないのである。これでは勝てない。

そして5月29日からは、起きてしばらくしてから対局するようにした。そしたらどうだろう。成果は如実に表れて2連勝となったのである(31日は負け)。

初戦の勝率のわるさが改善できれば、達成率30%も見えてくるのではないだろうか。6月の達成率の推移が今から楽しみになってきた。

【将棋ウォーズ】初段の達成率は7.5%に低下。5277勝7364敗。

今年に入ってから初段はキープしているものの、達成率は10%台の低空飛行であった。そしてここ数日、ついに降格の危険水域である一桁の達成率になってしまった。現在は7.5%、5277勝7364敗である。

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こんな調子の出ないときは「読む将」に限る。上田初美女流四段のコラムが、ひと昔前の将棋道場の雰囲気が伝わってきて印象的だった。

bunshun.jp

コロナがおさまったら、東京将棋会館の道場にも日がな一日行きたいものだ。昼めしは「ほそ島や」の「中華そば」で決まりだ。

【将棋ウォーズ】初段の達成率は10%前後を推移、あらためて棋力レーダーチャートをみてみる

将棋ウォーズでの初段達成率は10%前後を推移している(今日時点で12.5%)。あらためて棋力レーダーチャートをみてみた。

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総合点は13.5。守備力が3.0に達しているが、戦術力があろうことか1.3になっている。1.3ってヒドイ…。棋力レーダーチャートは六角形になるはずなのだが、戦術力が低すぎることによって野球のホームベースのように五角形になってしまっている。戦術のバリエーションを増やすべきなのだろうか。戦術といえば、将棋ウォーズで「得意戦法」の欄に、これまで定跡の勉強を全くやったことのない米長流急戦矢倉が表示されている。しかも1.36段のランクだ。いままで全く勉強をしていない戦法が得意戦法になっているって、考え方によってはすごいことなのでは? 米長流急戦矢倉をちゃんと学んでみようかという気になった。

それはそうと、ご存じ12月最初の日曜日(今年は12月6日予定だった)といえば「三浦三崎マグロ争奪将棋大会」。しかし、新型コロナウイルス感染症が収束していない状況のため開催中止。

三浦市/第44回三浦三崎マグロ争奪将棋大会の開催中止について

例年、5月の小田原、7月の平塚、11月の朝日アマ名人(予選)、12月の三崎まぐろはなるべく参加していたのだが、今年はその4大会も含めてリアルな将棋大会に一度も参加できなかった。来年はコロナが収束し、大会が開催されることを祈るばかりだ。それまではステイホームで将棋ウォーズだ!(収束しても将棋ウォーズはやり続けるが)

【定跡】横歩取りでおさえておきたい△4五角戦法(続き)

横歩取りでおさえておきたい△4五角戦法について、以前書いた。

【定跡】横歩取りでおさえておきたい△4五角戦法 - 歩ぞろいの手駒たち

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その記事では、上のような局面のときに「ここから、△8八飛成(ほんとにこうくるか?)、▲同角、△2四歩、▲1一角成、△3三桂、▲3六香となる」と書いたが、将棋ウォーズの対局相手(1級)も△8八飛成と指してきたのである。アツい!

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その後も「▲同角、△2四歩、▲1一角成、△3三桂」と定跡どおり進んだ。初段と1級の対局とは思えないレベルの高さ。

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ここで私が▲3六香と指せば文字通り定跡どおり。相手の方との美しい共同作業が完成したはずだったのだが、定跡の▲3六香を忘れてしまっていて、何を思ったか私は▲8五飛打。相手の角と桂の両取り気分(実際には角には桂が利いていた…)。

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音楽の発表会でいえば、感動的な演奏が続き、最後のシンバルを景気よく鳴らせば演奏が終了するというまさにその瞬間、肩に力が入りすぎて左右のシンバルがずれて「ガチャ」という変な音が出て演奏が終わってしまったときのようだった。

ここで相手が考えすぎて、最終的には勝利(相手の時間切れ)を収めたのだが、本来であれば▲3六香と指したかった。そして相手が次のどのような手を指すのか見てみたかった。

  • △6六銀
  • △8七銀
  • △3六同角

次の機会には忘れないようにしたい。

【将棋ウォーズ】初段に返り咲いたのは良いが、達成率があっという間に5%に急降下

10月下旬に将棋ウォーズで初段に返り咲いた。しかし、初段の達成率があっという間に5%に急降下してしまった。

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例えば2級の方との対局。

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圧倒的な敗勢だったが、時間切れでかろうじて勝利。こんな将棋を繰り返していては、達成率が下がっても仕方がない。なんとか初段に踏みとどまって、まずはせめて達成率10%台に持っていこう。

 

 

 

【将棋ウォーズ】将棋ウォーズ初段に返り咲き

今年の8月1日に1級に降級してしまった将棋ウォーズ

【将棋ウォーズ】2020年夏、将棋ウォーズでまさかの1級に降格 - 歩ぞろいの手駒たち

だったが、秋も深まってきた10月23日、初段に返り咲いた。一時期は達成率40%とかで低迷していたこともあり、喜びも大きい。

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昇段を決めた対局は大激戦。

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最後は相手の時間切れで勝利となった。

f:id:kurakuen:20201025180512p:plain(私)


次は二段を目指してがんばっていこう。

 

 

【読書】盤上の向日葵(上)を読み始める。下巻は先手▲と後手△が逆の誤植があるらしい

柚月裕子「盤上の向日葵」の文庫本(上巻のみ)を買って読み始めた。学生のころ、テストの前になると小説が読みたい気分になるのと同様に、将棋ウォーズで勝てなくなると小説が読みたい気分になるのだ。

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ミステリー小説で、まだ序章しか読んでいないが、若き天才棋士と実業界から転身した東大卒エリート棋士とのタイトル戦が天童市で開催されるシーンから始まっていて、先が楽しみな展開だ。

あっという間に読み終わりそうなので、下巻も注文しようかなと思っていた矢先、下巻は先手▲と後手△が逆の誤植があるとのニュースがあった。

中公文庫「盤上の向日葵」に大量誤植 先手と後手が逆:朝日新聞デジタル

そこ間違えるかなー、というちょっぴり残念なニュースではあるが、誤植には関係なく「盤上の向日葵」下巻も買うことになるだろう。