将棋ウォーズで4000勝を達成した。負けは5593回しているのだが。
後手のときの勝率が4割に届いておらず、ここは大きな課題だ。戦術力も相変わらず振るわないので、後手番の時に通用する定跡を勉強してみよう。ゴキゲン中飛車って名前からして気になっていたんだが、これを後手番のときの戦法に取り入れようかな。
しかし、将棋ウォーズをまもなく1万回もやることになるとは、気軽に始めた当初は想像つかなかった。そしてこれからも続けていくのだろう。
2020年、新しい年を迎えて13日目となった。今年の目標は言わずと知れた将棋ウォーズで二段になることなのだが、新年に入ってから初段の達成率は一桁を推移して、ついに今日は0.4%となった。あと1~2回負けたら1級に降格してしまうのだろうか、かなりの危険水域である。
さて2020年の将棋ウォーズはうまくいっていないのだが、2020年に良いスタートが切れたものがある。それは禁酒だ。禁酒と言っても完全に酒を断っているわけではない。断酒でもなく禁酒でもない、節酒だ。新年の13日間のうちお酒を飲んだ日は4日間のみだ。残りの9日間は一滴も飲んでいない。昨年の12月は飲んだ日が30日、飲んでない日が1日のみということからもわかる通り、これは自分にとってすごいことだ。お酒に関してはこの調子でやっていこう。
今年も三浦三崎マグロ争奪将棋大会が開催される。
http://www.miura-cci.com/update/2019/12/43.html
2019年12月1日(日)、受付時間は9時~ 9時40分、競技時間は10時~18時(早々に負けると早く終わります)、場所は三浦市の南下浦市民センター(京浜急行「三浦海岸駅」下車)である。
昨年は参加できなかったのだが、今年は参加したい。一応休みの予定なので順当にいけば参加できる。
参加部門は一般A級・B級・C級の3部門、小学生の部、レディースの部。A級は四段以上、B級は二段~三段、C級は初段以下というから、将棋ウォーズ初段になりたての私はC級に該当する。しかし、将棋大会あるあるなのだが、特に三浦三崎マグロ争奪将棋大会においては、上段者が多くC級に参加している気がする。なぜか。それぞれの部門の上位入賞者にマグロブロックが贈呈されるからである(さらにいえばA級の優勝者にはマグロ1本分が贈呈される)。写真は2016年のA級優勝者賞品。
参加費用2,500円で(成績優秀であれば)まぐろブロックがもらえるなんて素敵だ。A・B・C各部門の10位までが入賞らしい。もし入賞しなくても3勝以上すれば3勝賞が贈呈される。さらには3勝賞以上の賞をもらえなくてもあきらめる必要はない。抽選でお楽しみ賞(まぐろやダイコン)がふるまわれるのだ。ちなみに私は二年連続でまぐろ(小片)をお楽しみ賞でいただいた。
「お酒の持ち込み、飲酒しての参加は厳禁です」とのこと。お酒は家に帰ってから飲みましょう。
ところで、まぐろはエラを通る水から酸素を得ているため泳ぐのをやめると窒息してしまうという。生きている間、まったく休むことなく泳ぎ続けているのだ。起きてから寝る直前までダラダラと将棋ウォーズをやっている私とは大違いだ、いや、むしろちょっと似ていると言ってもいいかもしれない。
将棋ウォーズはついに初段に再昇段した。だれもお祝いしてくれないので、食べ歩きでもして自分でお祝いするしかない。基本一人で食べ歩くため「孤独のグルメ」なわけだが、漫画そのままのタイトルではどうかと思うので、「香独(こうどく)のグルメ」と名付けている。
この日は京都に遠征。日も暮れて烏丸から大宮方面に錦小路通りをてくてく歩いていくと、魅惑的な「やきとり」と書かれた提灯を発見。「鳥睦」というお店。
一人で焼き鳥を食べるときに店構えは大事だ。小綺麗すぎるお店はカップル率が高く、一人でゆっくり食べる雰囲気ではない。カウンターに席が空いて予約でもなさそうなのに店員からばっさりと断られることもある。かといって年季の入ったディープすぎるお店にも入りにくい。ガラス戸越しに店の中が見えにくいのも入るのをためらわれる。しかし、この店はどうだろう、ちょうどいい塩梅だ。外から中がみえてカウンターが6~7席ぐらいあり、そこには二人の客が1組、一人の客が1組いる。一人焼き鳥歴20年の私が「黄金比率」とひそかに呼んでいるお客比率だ。これは入るしかない。
焼き鳥屋の女将さんがカウンターにいて迎えてくれた。一人の客の隣の隣の席を案内してくれたのが好感がもてる。たいていの店は後から客が入ってくれることを考えて、一人の客の隣の席を案内することが多い(それはそれで仕方ないことなのだが)。
かつてのシアトルマリナーズの1番は毎試合イチローだったように、まずはビールを注文。お通しはポテトサラダ。自家製なのだろう、すごくおいしい。細かく刻んだリンゴが入っている。焼き鳥は6本セットを注文(500円)。1本分だか安くなる。焼き鳥やではいつも塩ベースで注文するのだが、このときはタレベースで注文。
右から、かわ(塩)、つくね、もも、(あれこれ何だったかな)、ねぎま、砂肝?(塩)。将棋ウォーズ初段に返り咲いたのを噛みしめながら、かわも噛みしめる。どれもおいしい。素材自体もおいしいので、つくね以外は塩で頼んだほうがよかったかも。そんななか、焼き鳥屋の女将さんは従業員(アルバイト?)にテキパキ指示を出している。
そして、おでんも注文。頼みたかった大根は売り切れ、タマゴをこんにゃくをチョイス。やきとりと比べてしまうと割高感は否めないが、素朴ながら味がしっかりついていておいしい。
おいしさのあまりか、生ビールを3杯もいってしまった! こんなお店が近所にあれば週2で通いたい。ごちそうさまでした。
東京・神奈川などの朝日アマ将棋名人戦ブロック予選が浜松町のチサンホテルで開催されている。私も満を持して参加するはずだったのだが、前日に日本酒を飲みすぎた(調子にのって日本酒飲み比べなどをやってしまった)のと、当日は寒く雨だったのもあって布団から出られず、あえなく不参加となった。2013年のこの大会が初めて出場した大会ということもあり、思い入れのある大会なので残念だ。また段位に関係のない、いわゆる無差別級なので、初段の私が1勝をするのはハードルが高いのだが、それでも出場して何とか1勝をあげたかった。来年こそは出場して1勝をあげたい。そしてそれまでに将棋ウォーズ二段になっておこう。